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枕を買う前に知っておきたいポイントをまとめました!※製造現場のプロが監修



こんにちは、一番星オンラインショップです。

ここでは、枕を買う前に知っておきたい選び方についてまとめました。

枕は睡眠に欠かせないもの。8時間睡眠をとっている人は、1日の3分の1もの時間を枕と過ごしていることになります。

実は、この「枕」が皆さんの睡眠の質や、日中の身体のコンディションを大きく左右することはご存知でしょうか。自分に合わない枕を使用しつづけていると、肩こりの慢性化や不眠症、いびき、睡眠時の無呼吸に繋がってしまう恐れもあります。

特にこのような症状をまだ感じていない人も、症状が蓄積されて表面化しないうちに、是非一度自分の枕を見直したいところです。

そこで、このページでは、あなたが自分にピッタリと合う枕に出会えるように、理想的な枕の定義や選び方についてまとめました。




1.理想的な枕とは?



まず、はじめに、理想的な枕の条件は主に3つあります。


1つ目は理想的な寝姿勢を上手にサポートしてくれることです。


理想的な寝姿勢とは、「立っている状態でそのまま横に寝転んだ姿勢」です。立っているとき、背骨や頸椎はS字型に曲がっているのですが、仰向けになると、敷布団との間にすきまが生じてしまいます。


このすきまを埋めて、S字型のカーブに無理な負担がかからないよう安定させてくれるのが、理想的な枕なのです。

身体が大きい人や細身の人、S字型のカーブの程度などによって、すきまは個人差があるため、しっかり自分に合った枕選びをすることが大切です。

合わない枕を使用することによりS字型のバランスが崩れてしまうと、頭部や首に負担がかかってしまい、肩こりなどに繋がります。肩こりが慢性化してしまうと生活にも支障をきたしてしまいます。


続いて、2つ目の理想的な枕の条件は、寝返りがうちやすいことです。


人は睡眠時、一晩で20〜30回も寝返りをうつため、枕によって寝返りが妨げられると、睡眠の質の低下に繋がってしまいます。

寝返りがうちやすい枕とは、以下の条件を持った枕です。

・左右に寝返りをうっても頭がはみださない十分な幅がある
・寝返りをうっても位置がずれない程度の重量がある

体型などによって寝返りの幅は異なりますが、大人でも60cmほどあれば十分でしょう。頭の幅は約20cmなので、60cmは頭3つ分がおさまる幅であり、左右に寝返りをうっても頭が落ちにくいのです。



最後に3つ目の理想的な枕の条件は、通気性(放熱性)が良いことです。


足は暖めて、反対に頭はあまり暖めないほうが深く眠れるため、熱がこもらないよう通気性に優れている枕が良いでしょう。

通気性が劣っていると、眠りの質が落ちるだけではなく、蒸れたり、カビや虫の発生に繋がったりと衛生的も不安な一面があります。

枕には素材が何種類もありますが、一般的にそのなかで通気性(放熱性)が良いとされているものは以下です。

・パイプ(短いストローのような形状)
・そばがら(そばの実を乾燥させせたもの)
・はね(鳥の羽)
・コルマ
・ひのき

反対に通気性(放熱性)が良くないとされているものは、以下の素材です。

・低反発ウレタン
・スノー低反発
・ビーズ
・ポリエステルわた


ただし、技術の発展に伴い、通気性が良くないとされている低反発ウレタン枕などでも、通気性を追求したものが出てきていますので、一概には言えません。

もし現在使用している枕の通気性を確かめたい場合は、枕に顔をつけて思いっきり息を吸ってみましょう。吸えれば通気性は良いですし、反対に全く吸えなければ通気性が良いとは言えません。




2.合わない枕を選んだらどのようなことが起こるの?


それでは、理想的な枕の条件に合わない、すなわち自分に合わない枕を選んでしまうとどのようなリスクがあるのでしょうか。睡眠の質が低下し、日中の心身のパフォーマンスに影響を与えることはもちろん、次のようなことが起こり得ます。



高すぎる枕



枕が高すぎると、枕と頸椎の間に隙間ができやすく、面ではなく点で支えることになり、頸椎のS字カーブが圧迫され肩や首のコリ・痛みに繋がります。また、特に女性で気にする人が多い「首元のシワ」もできやすくなってしまいます。

さらに、睡眠時無呼吸も誘発する可能性があり大変危険です。枕が高すぎるとアゴを引いた状態になり、気道が狭くなってしまうためです。

睡眠時無呼吸は放置しておくと、心疾患や高血圧症を伴うリスクもあるので、心当たりがある場合は早めに枕の見直しをしましょう。



低すぎる枕



反対に枕が低すぎると、顔のむくみやうっ血、不眠症に繋がります。心臓よりも頭の位置が下がってしまうことで、頭に血が上り、顔がむくんだり寝つきが悪くなります。

しっかりと睡眠時間を確保しているにも関わらず、疲れがとりきれないという場合は、枕が低すぎないか一度見直してみると良いでしょう。

また、枕が低すぎる際も頸椎のS字カーブが不自然に曲がってしまい、負担がかかってしまうため、こちらも肩や首のコリ・痛みに繋がる可能性が十分にあります。



アゴが上がる枕



アゴが上がってしまうと頭部が下がり、血液も頭部に滞りやすくなり、血液の循環が悪くなることで、眠りが浅くなったり、いびきを誘発したりします。また口が開いて口呼吸になりやすく、細菌などが混入しやすい環境を促します。



枕なし



枕がない状態で寝ると、S字型の頸椎と敷布団の間のすきまを埋められないため、肩や首への負担が大きくなります。痛みやコリ、頭痛に繋がります。



【おまけ】



現在次のような状態に当てはまる場合は、無意識に身体が「枕が自分に合っていない」とサインを出している証拠です。

  • @枕を折りたたんで厚さを二重にしている

  • A寝るときに腕を頭の下に敷く

  • B起床時に頭が枕から落ちている

  • C起きた時に体が痛い・コリを感じる



@については、長期使用により中身がへたってしまっているなど、厚さが足りなくなっている状態です。新しい枕を購入しましょう。

Aは、枕の高さが足りないため、腕を入れて補っている状態です。次に枕を購入する際には、高さの見直しを特に気にかけてください。

Bは、睡眠時に身体に負担を与えてしまい、無意識にずらしている状態です。

このような状態に当てはまる場合は、肩こりといった症状がまだ出ていない段階でも、早めに枕の見直しを検討しておくことをオススメします。
無意識のうちに慢性化してしまうと、身心へ悪影響を与えてしまうので未然に防いでおきましょう。

Cについて、もし目が覚めた時に体が痛い・コリを感じるのであれば、筋肉に負担が掛かっている状態です。

筋肉に負担が掛かると、緊張が起こり、血行不良を起こします。結果、乳酸が溜まってしまい、体に痛みやコリを生じさせます。主に枕が高すぎる、低すぎる、硬すぎる、柔らかすぎるなどの要因から、こちらは起こります。




3.自分に合う枕の選び方は?


ここまで理想的な枕や、自分に合わない枕を使用し続けた際に想定されるリスクなどについてまとめましたが、「自分に合う枕は具体的にどのように選べば良いのか」を見ていきましょう。

お店で枕を購入する場合と、Webで購入する場合の両方で見ていきたいと思います。

  • (1)お店で枕を購入する場合
  • (2)Webで枕を購入する場合


(1)お店で枕を購入する場合



お店で枕を購入する場合にはいくつか事前に頭に入れておいた方が良いことがあります。それが以下の4つです。

@高さ


理想的な枕とは「立っている状態でそのまま横に寝転んだ姿勢」をサポートしてくれるものです。S字型に曲がった頸椎と敷布団の間のすきまを埋めてくれる高さの枕を選びましょう。

このすきまを適切な高さの枕で埋めないと、首や肩に負担がかかり痛み・コリの原因になってしまいます。

また、具体的な数値の目安として、「仰向けになった際にあごが額より5度下がっている」状態になる高さが良いでしょう。


Aサイズ


日本では、63cm×43cmが標準の枕のサイズになっています。

先ほど理想的な枕の条件の1つに「寝返りがうちやすいこと」を挙げましたが、こちらの標準サイズだと平均的な頭のサイズ(20cm程度)3つ分の幅になりますので、十分な幅と言えます。

但し、43p×63pの枕でも、両サイドが縫製されているだけの枕では両端に傾斜ができてしまい、実際に平面で使用できる面積は狭くなりますので、注意が必要です。両サイドにマチがあり、サイドも高さが保たれている枕選びが重要です。

標準のサイズ以外に、もちろん大きめのサイズや小さめのサイズ、子ども用のサイズの枕もあります。

幅があり寝返りをうちやすい枕は、すっぽりと包まれる感覚がありますが、こちらが心地悪いと感じる場合は小さめのものも試してみましょう。理想の幅も大切ですが、自分の感覚や好みも大切にしてください。


B素材


続いて、枕の中身に使われる素材についてです。様々な種類がありますが、近年一番人気と言われているのは「パイプ素材」です。

パイプ素材は、ストローを短く切ったような形状をしています。理想的な枕の条件の1つに「通気性が良いこと」とありましたが、パイプ素材はこの点が非常に優れています。

通気性が良いことで頭に熱がこもりづらいため快眠に繋がり、虫やカビ、蒸れの心配が低く衛生面でも安心です。

価格帯も他の素材に比べ低めなので手に入れやすく、耐久性も高いです。

ただし、デメリットとして寝返りをする際にザラザラとした音がすることが挙げられます。また、硬めの素材なので、やわらかめの枕が好みの人には向いていないでしょう。

なお、パイプの種類や量によって、頭部の沈み込みが変わりますので高さの確認が重要です。


C香り


素材によっては香りがついている枕もあります。同じ香りでも、心地よく感じる人とそうでない人に分かれるため、こちらも枕を選ぶ際にはしっかりとチェックしておきましょう。

・天然の香りがする素材
ひのき、そばがら

・天然の香りだが、好き嫌いが分かれやすい素材
はね

・使い始めに独特な香りがある素材
低反発ウレタン

・無臭
パイプ、わた、コルマ

一般的にこのように言われていますが、メーカーや商品によって差がありますので実際に店頭で香りを確認するのが一番良いでしょう。

香りがあったほうが深く眠れるという人は、枕は無臭のものを選んでアロマディフューザーなどを使用するのも手です。



続いて、実際にお店に行った時には以下の2点をチェックしましょう。

@枕を首にもちゃんと当てること


枕はS字型にカーブしている頸椎を横になったときにもサポートするものです。そのため、店頭で試す際も、頭部だけでなく頭部から首にかけて枕との隙間ができないように枕に乗せるようにしましょう。

購入後寝る際も同様に枕を使うことによって、眠りの質があがったり、肩や首の疲れの軽減されます。
また、新しい枕に慣れるまで時間がかかる場合がありますので、3日〜一週間程度使用して様子を見ることも必要です。


A敷布団をチェックすること


自宅と店頭の敷布団の硬さの違いをチェックしましょう。例えば自宅でやわらかい敷布団を使用している場合は、身体が沈みやすいため、店頭で計測した理想の枕の高さよりも少し低めのものを選ぶとちょうど良くなります。



(2)Webで枕を購入する場合



Webでの枕の購入の注意点としては、枕が自分に合うか事前試すことができないということです。そのため、枕選びの際に絶対に外してはいけないポイントが2つあります。

@ 睡眠や枕業界の第一人者か、医師などが監修をした枕
A 万人に有効な条件を満たした枕

@の条件を満たしていれば、自分の判断や、枕についての正しい知識をあまり持っていない店舗の店員さんのアドバイスよりもよほど信頼ができます。

Aについては、「そんな枕は存在するのか?」と思われるかもしれませんが、今回見てきた通り、優れた枕には一定の条件があります。寝返りが打ちやすい、高すぎず低すぎず、フィット感があること、通気性の良い素材を使っているなどですね。

ちなみに、当サイトで提供している六角枕も、これらの条件に合致したものです。六角枕は、世界的にも有名な米国睡眠医学会の専門医から認定をしてもらっていますので、是非一度ご確認ください。




4.どのような枕が向いているかの傾向


最後に、どのような人にどのような枕が向いているのかについて、一般的な傾向をまとめます。自分に当てはまる項目を是非ご参考にしてください。

性別-男性


男性は硬めの枕を好む傾向があります。硬めの素材は、「備長炭パイプ」「パイプ」「そばがら」が有名です。「そばがら」はそばの実の殻を乾燥させたものですので、そばアレルギーをお持ちの人は避けましょう。
また、同時に男性には高めの枕が人気で、枕に頭をうずめたときの敷布団からの高さが2〜5cmのものを選ぶ人が多いです。


性別-女性


反対に、女性はやわらかめの枕を好む傾向があります。やわらかめの素材に代表されるのは、「はね」「わた」「クラッシュラテックス」「低反発ウレタン」などです。
また、こちらも男性とは異なり、女性は低めの枕を選ぶことが多いです。頭をうずめた時、敷布団から1〜3cmの高さのものが人気です。これは、男性に比べて女性の方が首の湾曲の深さが浅い傾向にあるためです。


使い慣れた枕


今まで長年使用していた枕の素材の硬さによる、好みの高さの傾向もあります。
硬めの素材の枕を長年使っていた場合は高め、やわらかめの素材の枕を使っていた場合は低めを好む人が多いです。


体型


続いて体型による好みの傾向についてです。
筋肉質やがっしりとした身体つき、猫背気味の人は高めの枕、反対に細身の人や子どもは低めの枕が合う傾向にあります。

あくまでも一般的な傾向ですので一概には言えませんが、自分に合う枕探しの参考にしていただければと思います。


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