睡眠の役割

睡眠の役割できちんとわかっているのは、体の疲れをとることです。しかし、完全に意識がない状態を睡眠中にわざわざ作ったり、夢を見たりするということは、睡眠には、体を休める以外になにか役割がありそうです。

かつては、肉体の疲労の原因とされる物質は「乳酸」だと考えられていました。しかし、2001年に、細胞の外に蓄積したカリウムイオンが肉体疲労の原因の鍵となる事がわかり、乳酸は逆に疲労を回復させる物質であることが判明しました。2008年には疲労を感じさせる『FF』というタンパク質も発見されています。マウスの実験でこの『FF』は睡眠をとることで減少し、徹夜のままでは減少しない事がわかっています。

また、睡眠は記憶の整理の役割も果たしていると考えられています。全くドイツ語にふれたことのない一般的な高校生を集め、一つのグループは普通にドイツ語の単語の暗記をして、その後、多くの高校生に見られがちな携帯などをいじってから睡眠につきました。もう一つのグループは早目にドイツ語の単語の勉強をきりあげ、睡眠につき、朝、もう一度ドイツ語の単語の勉強をしました。これによると後者の方が次の日のドイツ語の単語の筆記テストの結果が良かったそうです。これは、脳を休めることで、脳内の記憶の整理をし、朝起きた時に自分に必要な情報を素早く引き出せるようになるからだと考えられています。

成長期にも睡眠は非常に大事です。寝ている間に人は成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンには細胞の再生、修復する作用があり、子供にとっては非常に重要なものでもありますが、大人にとっても重要なものです。成長ホルモンが不足すると血管が詰まったり、肌が新しくならないなど、様々な支障をきたします。

睡眠不足は免疫力などのもまねきます。人は睡眠中に免疫力が高まり、自然治癒の力が働きます。睡眠が不足すると、風邪をひきやすくなったりするのはこのためです。結膜炎やものもらいなどの発病も招きます。

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不眠の記録

人間は、眠らないとどうなってしまうのでしょうか。その記録に挑んだ人たちがいます。しかし、ここでは、不眠の記録に挑戦することを薦めることではないので、決して真似をしないようにしましょう。

有名な記録では1959年、アメリカのラジオDJのピーター・トリップさんがラジオブースの中で不眠の記録に挑戦しました。その環境でずっと起き続けていた彼は、最初はいつも通りだったものの、だんだん、「レコード盤の上を虫が這っている」といった幻覚を見るようになったようです。最終的に彼は、200時間(8日と8時間)以上、寝なかったという記録を残しています。その後。彼は充分な睡眠をとることでこの幻覚等の症状は消えたようです。

1964年には、同じくアメリカの高校生、ランディ・ガードナーさんが不眠の記録更新に挑戦しました。彼は最初に11日間眠らない事を決めてこの挑戦に挑みました。3日目以降はなんとか持ちこたえていたものの、記憶力がひどく低下し、イライラがおさまらなかったようです、さらに白昼夢や記憶障害などの症状も出始めでいたのですが、最後にはマスコミもこの挑戦に注目をし始め、睡眠学者もこの挑戦に立ち会いました。最終的に彼は11日間の不眠に成功しました。挑戦が終ったあと、彼は半日間眠り続けたそうです。

これらの記録はかつては『ギネス世界記録』に載っていましたが、命にかかわるような記録と判断され、載らなくなりました。

さて、世の中には信憑性は低いものの、『全く眠らずに生活している人間』もいるそうです。ベトナムのターイ・ゴクさんは38年間も眠っていないそうです。特に記憶障害や幻覚もなく、元気に暮らしているそうです。嘘か本当かは実際に38年間記録を取ったわけではないのでわかりませんが、彼の体のメカニズムが解明されれば、眠らない人間というのも作り出せるのかもしれません。

しかし、夢が見れない生活もなんだか寂しいですね。睡眠はやはり人間にとって重要な役割を果たしていると言えます。

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睡眠時のよだれ

寝ている時に、よだれがでて困った事はないでしょうか。少しならいいのですが、朝起きるとよだれで枕と顔がびしょびしょ…なんていうこともある人もいます。睡眠時になぜ、よだれはでるのでしょうか。

まず、よだれがでる理由ですが、一番大きな原因は睡眠中、筋肉の働きが緩み、口が開いてしまい、口の中が乾くので、その乾きを防ぐ為によだれが分泌されるからです。特に口呼吸が習慣づいている人や、うつぶせ、横向きで寝ている人はよだれが出やすいと思われます。また、居眠りなどはうつぶせに近い形になることが多いのでよだれがでやすいです。よだれが臭う人は、口腔内のバクテリアが繁殖している可能性が高いです。

また、胃の分泌物や、歯並び、鼻炎や枕が高過ぎて口呼吸になる、などもよだれの原因と考えられています。

口呼吸にならないためには、小さい頃からよく噛む、などしてあごの筋肉を鍛えるのが一番ですが、もうすでに成長期を過ぎてしまった場合、鼻炎の治療や、歯並びの矯正をすることでよだれを防ぐこともできます。また、あおむけに寝る事で口は開いてしまうかもしれませんが、よだれ自体は防げます。寝る前に物を食べるのも胃の分泌物が出てしまうので、なるべく避けましょう。よだれではなく、胃酸が逆流する元になってしまいます。

口呼吸は、大変危険です。鼻呼吸は様々な菌やウィルスなどから体を守ってくれますが、口呼吸は様々な菌やウィルスを体に取り込んでしまうので、かなり無防備なのです。よって、風邪をひきやすくなったり、病気の原因になったりします。これらを防ぐためには、マスクをして寝るのも効果的です。

ただ、よだれは殺菌効果があるため、よだれが少なくなる病気は危険ですが、睡眠時に、よだれが多くなるという病気はあまりみられないので、よだれが多いのはあごの筋力の低下、とみて注意したほうがよいでしょう。

ただし、平常時によだれが多いのは、真性の唾液分泌過多と仮性の飲み込む力が弱っている病気があるので注意が必要です。

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目やにのできるメカニズム

朝、起きると目頭に目やにができてることありませんか?時にはひどい目やにで目が開かない…なんてこともあるのではないでしょうか?この目やにができるメカニズムはなんなのでしょうか。

元々、目やとは目からでる分泌物で、ムチンという細胞の保護の役割を果たす物質を主成分としていて、涙などから出るほこりや老廃物などが混じったものです。日常生活では、まばたきや涙などで洗い流しているものですが、睡眠中はこの行動がないため、起きた時に少量の目やにがでていることがあります。この場合、必ず清潔な手やガーゼなどでこすりとりましょう。ばい菌が入ると結膜炎などの原因になります。

ひどい目やにはができる場合は、恐らく、日常生活でもひどい目やにがでてきていると思われます。その場合は結膜炎など目の病気を疑ったほうがよいでしょう。

結膜炎とは、眼球が自由に動かせるようにまぶたと眼球のすきまにある薄い膜が炎症をおこすことです。白目が充血し、目やにが大量にでたりします。ここは、栄養、水分に恵まれているのでばい菌の温床になりやすくなります。そこを起きたばかりなどの汚れた手でこすったりすることで、ばい菌がはいり、炎症を起こす事です。コンタクトも充分に洗浄せずにつけていたりしていると、結膜炎になります。なかなか予防法がないので、昔からなりやすいものと言われています。アレルギー性の結膜炎と感染性の結膜炎があり、感染性の結膜炎には他の人にうつさないよう注意が必要です。

感染性のある結膜炎の感染力はものもらいよりも高いと言われています。お風呂などで感染すると言われているので、結膜炎になった人はプールは避け、お風呂は一番最後に入るようにして、感染を広めないようにしましょう。

ストレスと睡眠不足が重なると治りが遅くなるので、早めに眼科に行き、充分な睡眠をとることと、目やにが出来たからと言って洗浄していない手でこすらず、清潔なガーゼなどで優しく拭き取るようにしましょう。

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電車内での睡眠

電車の中でうつらうつらしてしまい、隣の人にうっかり寄りかかって寝てしまい、迷惑をかけてしまう事もあるのではないでしょうか。この、電車の中で寝るという行為は日本特有のものです。他の国では、電車内は置き引きなど、大変危険な場所でうかうか寝ていたら、大切な財産を奪われてしまうからです。それだけ日本の電車内は非常に安全であるとも言えます。もちろん、痴漢、置き引き、喧嘩など全く安全とはいえませんが…。

では、なぜ電車内で寝てしまうのでしょう。一説にはあの電車の振動がゆりかごや抱っこして揺すられる振動に近いからと言われています。また、他にも満員電車内では酸欠状態になることが多く、人は酸欠状態になると眠くなる傾向にあると言われています。

また、電車内ではよほど熟睡していない限り、気持ちよく目が覚めることが多いのですが、これは「注意睡眠」という状態にあるためです。注意睡眠というのは「◯◯駅」で降りなければいけない、という考えが脳にあるため、熟睡せず常に脳が活動している状態の事を言います。

しかし、隣の席の人に寄りかかって寝るのはかなり迷惑なことです。もし、席を確保できたのなら、隣の人に寄りかからずに寝る事も可能です。一番手っ取り早い方法は席にもよりますが、窓枠に頭を寄りかからせて寝る方法です。しかし、この方法だと口が開いてちょっと間抜けな顔になってしまいます。一方、リュックサックを持っていれば、膝の上にリュックサックを置き、リュックサックの上に顎を置いて丸まって寝れば隣の人に寄りかからずに寝れるでしょう。

しかし、一番の原因はやはり不眠症です。私自身、ひどい睡眠不足であまりの眠気に立ったまま寝てしまったこともあるくらいです。ただ、現代社会で睡眠不足は避けられない問題です。通勤時間も電車の発達により長くなって来ています。電車の中ですら有効に活用しないとなかなか切り抜けられないかもしれません。

万が一、隣の人に寄りかかってしまったら、「すみません」と一言謝るようにしましょう。

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睡眠中の脳貧血

睡眠中に脳貧血のような状態に陥ることがあります。特に女性に多いようです。元々、女性は鉄分を男性よりも多く必要とするので貧血も多いのですが、脳貧血は鉄が欠乏して起きる貧血とは少し違います。

脳貧血とは貧血とは全く別もので長時間立っていることにより、血が下に行ったまま上にいかず、そのまま倒れてしまうものです。では、なぜ睡眠中に脳貧血の様な状態になってしまうのでしょうか。

睡眠中の脳貧血の症状はまず、キーンというものすごい耳鳴りが聞こえ、その後、ずぶずぶと枕等に頭が沈む感じがします。その度に耳鳴りと頭痛がひどくなりさらには吐き気もでてきます。この時点で起きてしまう人も少なくないはずです。

こういった脳貧血の原因は主に睡眠不足からくる「低血圧」です。私自身、平日忙しく、日曜日にまとめて寝ようとすると、この睡眠中の脳貧血におそわれることがよくありました、。低血圧は女性に多く、このまま脳貧血だと思って放っておくと、自律神経失調症になってしまいます。

自律神経失調症は、めまい、冷や汗、過呼吸、情緒不安定などの症状がでているにも関わらず、特に病気、というわけでもなく、かつ、精神的にもなにか疾患はみとめられない時に下される診断名です。ただ、そのほとんどはうつ病やパニック障害などの精神疾患の影に隠れた病気であることが多く、医師からも「規則正しい生活をしてください」とだけ言われてしまうので、現代社会では無理なことです。そもそも、規則正しい生活を送れるのであれば、誰でもしていますし、医師に言われなくても誰でも分かっている事だと思います。

内科などで脳貧血について受診すると、この「自律神経失調症」と言う診断が下される事が多いのですが、「病気ではない」と油断せず、心の病にかかっていないか心療内科などを受診することもおすすめします。大抵の「低血圧」は過度なストレスも原因なので、うつ病やパニック障害の前触れでもあることが多いのです。

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夢占いー体験談ー

ここでは私が実際見た夢を夢占いに基づいてどんな状態か分析して見たいと思います。

夢の中で、私は父親から虐待を受けていました。(退行はしておらず、今の年齢のままでした。)あまりに生命の危機を感じたので包丁で父親を刺したのでですが、逆に包丁を抜かれ切りつけられました。必死になって家から飛び出したところ母親が丁度タクシーから降りて来て助けを求めました。そこで夢は終りました。

ここでのキーワードは父親、虐待、包丁、母親ですね。

父親は社会性的抑圧、父性、社交性などを表しています。この父親から虐待されているということは、社会的な抑圧がひどいと自分自身が感じているのでしょう。包丁は自分自身の攻撃性や嫌なものを排除したいという気持ちです。社会性的なものを排除したいという気持ちの表れなのでしょう。強引な態度に出がちになるそうなので、気をつけなければいけません。母親に助けを求めるのは親離れができていない、ということです。私自身の自立心が低いことなのでしょう。確かに最近、母親とよく連絡をとっていました。もう少し自立しなくてはいけませんね。

他にもよく見る夢をご紹介します。

歯が抜ける夢をよく見ます。歯が抜ける夢は気力の低下や不安を表します。大きな環境の変化も表しています。

崖など高い所から落ちる夢は、願望が高過ぎたり、望みが高過ぎたりしていることを示しています。社会的地位を失うという恐怖心も表しています。生活がだらしないので、生活を改めるようにという警告でもあります。

自分が死ぬ夢は新しい価値観や考えを表しています。再生という良い意味もあります。

空を飛ぶ夢は運気が良い方向に進んでいる兆しです。しかし、私自身は低い所を飛ぶ夢が多いです。低い所を飛ぶ夢は自分に自信がなかったり、運気が低下していることを示しています。

元々、不眠症だったせいか、よく見る夢は不安なことを表していることが多いですね。一人暮らしを始めてからはあまり夢を見なくなりました。

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夢占いー起源ー

睡眠時に(レム睡眠時であることが多い)夢を見ますが、その夢が様々な願望や、心の葛藤の現れであると解釈したのが夢占いです。
夢占いの起源ははっきりとはわかっていません。西洋と東洋でも解釈のことなるものが多く、また、個人差もあると言われています。昔からの言い伝え的なものもあり(正月に見る夢の一富士二鷹三なすびなど)予知夢等の言い伝えもあったことから、夢は昔から重要視されてきたようです。ただ、不安な夢を見た後に、なにか不吉な事が起こるのではないか、というのはただの感応呪術とよばれるものでしかないとされ、科学的根拠はありません。

夢占いというのを正式に研究対象にまで発展させ、研究し始めたのは、かの有名なジークムント・フロイトでした。これらは夢占いと言うより、夢分析と呼ばれています。

フロイトは夢というのは無意識が意識に混ざってくる為、意識的に無意識を解釈できる、と考えました。フロイトの夢分析には大きく分けて4つの性質があります。「不安」「退行」「抑圧」「検閲」です。

「不安」は不安の大きい人程、大きな夢を見る、というものです。歯や髪の毛が抜け落ちる夢を見る人も多いのではないでしょうか。これは大きな不安を示唆していると言われています。また、得体の知れない何かに追いかけられている夢もそうです。「退行」はどうしたらいいのか分からなくなった時に過去の現象などの夢を見る事をいいます。「抑圧」は殺人などしてはならないことをしてしまう夢を言います。これは普段抱いている願望が溢れ出るため見る夢だと言われています。「検閲」は夢を見た後、記憶に残っていることがあっても、自分自身が気付かないところで勝手に夢の内容を改ざんして思い出してしまうことを言います。内容が正確に思い出せないので、夢の意味がわからなくなってしまいます。

ただ、フロイトの夢分析はフロイト自身の主観がかなり強く、正確性に欠けると言われています。

それに対して、ユング派の夢分析というのは、無意識からのメッセージであると解釈し、訓練されたセラピストがそのメッセージを個人個人に合わせて読み取り、必要に応じて、患者と共有するという一連の作業を夢分析と呼びます。そのためかなり訓練されたセラピストでなければユング派の夢分析は行う事が出来ません。

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不眠症の怖い話ー体験談その2ー

今回もオカルト的な話になりますので、苦手な方はご注意を。

私が不眠症になってから、幻聴が聞こえる事もしばしばありました。結構怖いというよりびっくりする体験でしたのでご紹介します。
学生の頃、映像関係の授業で私はうつらうつらしていました。寝ちゃまずいなーと思っていたら、突如後ろのほうから「寝てるんじゃねーよ!」と低い男性の声が聞こえました。明らかに先生の声ではありません。びっくりして後ろを振り返ると、男子学生が2人こそこそお喋りをしているだけで、特にそういったことを言いそうな人はいません。それに、そんな声が他の人にも聞こえていたら、皆びっくりするはずです。私はこのとき初めて、「不眠症は幻覚だけでなく、幻聴もあるのか…」と理解しました。

家で「寝ようかな…」と思っていた時も幻聴は聞こえました。ちょうど、「ある曲を聴いていると男の悲鳴が聞こえる」といった類いの怖い話を読み終えたあとです。パソコンのスピーカーから男の声で「ぎゃあああああ!」という悲鳴が聞こえ、この時は幻覚もあり、PCから大量の赤い液体が…。びっくりして飛び起きたら何もありませんでした。この時はかなり怖かったです。

一人暮らしを初めてから、友達と電話しながらうつらうつらしていた時でした。突如「寝てていいのかよ」と耳元で男性の声がしました。はっとして友達に「なにか言った?」と聞きましたが、何も言ってないし、なにも聞こえなかったとのことでした。この時はかなり慣れていたので「また幻聴か〜」と言った感覚でした。

自称、霊感がある知人にこれらの幻覚や幻聴の話をしたところ、精神疾患や、不眠症などの症状を抱えている人は、生死の境にいて、そういった霊現象を体験しやすい…とのことです。それが本当かどうかはわかりませんが、不眠症の時の入眠時にこういった体験をすると、ほとんどと言っていいほど恐怖感を抱くことが多いのはなぜなのかまだよくわかってないそうです。

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不眠症の怖い話ー体験談その1ー

ちょっとホラーなお話になるので苦手な方はご注意を。今回は不眠症にかかった人間の実際にあった体験談をご紹介します。

私が不眠症になったのは今から8年前です。原因は父親の怒鳴り声と妹の奇声です。父親は暴力をふるう人だったので夜中まで非常にうるさく、妹は病気だったので奇声をあげててとてもではありませんが、安眠できる環境ではありませんでした。医者にかかるまで、私はひどい幻聴と幻覚と金縛りに何度も襲われてました。

最初の幻覚は、休日の昼間に寝ている時でした。ふっと嫌な予感がして目を覚ますと、血だらけの男性がこっちをじっと見ながら枕元に立っていました。体は全く動きません。あまりの出来事に叫ぶと、母親がとんで来て、私を起こしてくれました。ここで初めて、「ああ、幻覚か」と思いました。この時、自分では目を開いてるつもりだったのでしょうが、実際は目を閉じていたようです。閉眼型と呼ばれる、一般的な金縛りで、幻覚というよりも夢に近いもののようです。

この後、様々な幻聴や幻覚を見たりして、心療内科を訪れました。そして、医師からこのまま、家族と同居してると精神的にかなりまいってしまうし、不眠症も治らないと言われ、一人暮らしを始めました。

ですが、一人暮らしを始めてからも幻覚のようなものは続きました。夜寝ていると若い男性がずっと部屋の中をうろうろしているのです。金縛りにあうと、恐怖感を覚えるためか、絶対にその男性を見てはいけない!という気持ちに駆られ、ひたすら見ないようにしていました。こちらの存在に気付かれてはいけない…!という気持ちも多くただひたすらじっとしていました。そしてそのまま眠ってしまったようで気がつくと朝でした。

これらの幻覚は、入眠時(寝入りばな)に起こる事が多いです。金縛り状態になっていることも多く、そのほとんどは不快な内容である事が多いです。通常の夢と異なり、内容をハッキリ覚えている事が多いです。睡眠麻痺とも言います。

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