睡眠用語の語源

今回は、睡眠用語の様々な語源を紹介します。

まず、夢を見ている状態の『レム睡眠』です。レム睡眠とは素早い眼球運動をすることから、『rapid eye movement sleep』と名付けられ、その略称が『レム(REM)睡眠』なのです。もちろん、夢を見ず、熟睡している状態の『ノンレム睡眠』はそのまま、レム睡眠の逆の意味です。

『あくび』の語源は、あまり詳しいことはわかっていませんが、『枕草子』にでてくる動詞、「欠ぶ(あくぶ)」が名詞になったというのが有力な説です。また、「飽きる」からきているとも言われ、説は様々です。あくびそのものは、眠い時や、飽きたりした時にでる、というのが一般的な見解ですが、実際はただの酸素不足の状態でするものです。だから、「あくびがうつる」という現象が起きるのです。

寝ている時にかく『いびき』の語源は、『息吹』という言葉からきているという説と、『寝も寝ずに(いもねずに)』という言葉からきている説があります。日本語は様々な読み方があるので面白いですね。ちなみにいびきは色々な病気のサインなので、寝るとかくものだ、と油断してはいけません。

『うたた寝』は漢字で『転寝』と書き、『転(うたた)』とはどんどん進行して行くさまを表しています。うたた寝は、そのままにしておくと、どんどん寝入ってしまうから困りものですね。

『枕』の語源は、「ま」と「くら」の合わさったものと言う説と、「まく」と「ら」が合わさったという説の二つがあります。前者は「真座(まくら)」という神等を召喚するために頭を乗せるという意味と、「間座(まくら)」という、頭の隙間を支えるという二つのいみがあります。後者は「枕にして寝る」という意味の動詞にあたる「まく」に「ら」がついたという説です。

『布団』とは元々、禅僧が座禅の時に用いる、円い敷物のことでした。それを「蒲団」と書きます。室町時代になり、綿等でくるんだ敷物がつくられ、それを「布団」として用いてました。「蒲団」と「布団」を区別するため、「布」という字が当てられるようになったのです。

どうでしたか?他にも睡眠に関する語源は色々あるので、みなさんも探してみて下さい。

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