不眠と高血圧

不眠症になると高血圧になるリスクが高くなる事がわかっています。健康な人は、寝ているときに血圧が10%下がります。しかし、不眠症の人はそのストレスでで交感神経が興奮して血圧が上昇してしまいます。また、高血圧にともなう、イライラ、頭痛、動悸などが、さらに不眠を招くと言う悪循環につながります。しかし、高血圧の治療を始めたからと言って安心はできません。一部の血圧を下げる薬の中には、不眠を招く副作用があるものもあるのです。このままでは悪循環がひどくなりますね。今回はそれらの薬を紹介します。

血圧を下げる薬で、不眠の副作用が報告されている薬はカルシウム拮抗薬のニフェジピン、ベラパミル、β遮断薬のプロプラノロール、 αβ遮断薬のカルベジロール、ラベタロール、中枢性交感神経抑制薬のクロニジン、メチルドパ、末梢性交感神経抑制薬のレセルピン、血管拡張薬のヒドララジンです。

カルシウム拮抗薬のニフェジピン、ベラパミルという薬は、血管の平滑筋という筋肉にあるカルシウムチャネルの昨日を阻害し、血管を拡張させる薬です。β遮断薬のプロプラノロールという薬は、交感神経β受容体遮断薬とも呼ばれ、交感神経のアドレナリンのうちβ受容体にのみ遮断性のある薬です。αβ遮断薬のカルベジロール、ラベタロールと言う薬は交感神経のα受容体とβ受容体を遮断する薬で血管を広げる作用と心臓を休息させる作用があります。中枢性交感神経抑制薬のクロニジン、メチルドパと言う薬は、延髄血管運動中枢の受容体を興奮させ、末梢交感神経活性を抑制させ、血管拡張させる薬です。妊娠中の人の抗圧剤として用いられます。末梢性交感神経抑制薬のレセルピンと言う薬は、末梢性の交感神経に働き、血圧を下げます。血管拡張薬のヒドララジンと言う薬は、血管拡張を引き起こす薬です。ただ、詳細な働きは不明とされています。

しかし、これらの薬は不眠を引き起こすことから徐々に使われなくなってきています。

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